あけましておめでとうございます。

 

私共は2016年に「低流動性オルタナティブ投資ファンド」のマネージャーとしては日本初の上場会社となりました。上場からの6年間で以前からのファンドについて概ねExitを終了し、高いファンドパフォーマンスの成果として多額の成功報酬を実現してまいりました。また、上場を機にスタートした新しいファンドでは、インフラ投資法人の上場を行ったほか、旗艦ファンドであるバイアウトファンドも自己投資収益に加えて成功報酬が見える段階に来ています。これらの実績をベースに2022年にはバイアウトと航空機の後継ファンドの立ち上げを行ったほか、香港REITでも大型物件の取得を行い運用管理資産の大幅な積み増しを実現するなど、新たなステージに入ったと考えています。2023年は厳しいマクロ環境の中でスタートしますが、長期の視点を持つオルタナティブ投資はマーケットが厳しい時にこそ価値を発揮する投資戦略であり、現在あるファンドの運用を着実に進めてまいります。

 

一方、弊社の事業について、依然として「わかりにくい」という声を聞きます。これまで弊社グループでは、「マーキュリアウェイ」を通じて弊社の投資哲学を対談形式で発信してきましたが、新たにスタートする「マーキュリアコラム」では、皆様に現場のトピックをタイムリーにお届けすることによって「オルタナティブ投資」の世界をより身近に感じてもらうことを目指します。

 

グローバルな観点で俯瞰してみると、「オルタナティブ投資」による長期運用が年金や各種の基金、ファミリーオフィスなどの運用を通じて産業成長を支え、同時に将来世代の資産所得形成の基盤をなしています。

 

皆さまのご期待に沿うべく、グループ一丸となって更なる成長の加速を目指してまいる所存です。

 

2023年 元旦

代表取締役 豊島俊弘

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